シリーズ「パフォーミング・ライブラリー」ワークショップ≪但馬の文化財でオリジナルの絵本をつくってみよう!≫が開催されました!
2月23日(木)にワークショップ≪但馬の文化財でオリジナルの絵本をつくってみよう!≫が開催されました!
今回はワークショップに参加した学術情報館スタッフが、当日の模様をお届けします!!
このワークショップは「《但馬を記録する、但馬を創造する》―「創造的アーカイヴ」の可能性」の第2弾として、
但馬地域の伝統文化を題材に、グループで絵本を制作するものです。
講師は豊岡市在住の絵本作家、かとうてるこ先生にお越しいただきました。
まずは、但馬地域各市町の文化財担当の方から、それぞれの地域の伝統文化をご説明していただきました。
今回ご紹介いただいた題材はこちらです。
●豊岡市…幟(のぼり)回し
●養父市…ねってい相撲
●朝来市…竹田秋祭り
●香美町…かまたりさん
●新温泉町…麒麟獅子舞
どの題材もおもしろく、他県出身の身としてはわくわくする内容でした!
(↑こちらは養父市の水谷神社で行われる「ねってい相撲」をご説明いただいている様子です。)
(↑皆さん興味津々です。)
次に、講師のかとうてるこ先生より絵本のつくり方をご説明していただきました。
今回はその中でも「テーマを決める」ことと、「プロット(構成)を考える」ことを中心に教えていただきました。
(↑先生が絵本づくりの際に描いた原稿を紹介しています。)
いよいよグループに分かれて、絵本づくりのスタートです!
私は豊岡市グループで「幟回し」を題材に絵本製作に取り組みました。
まずは「テーマ決め」と「プロットづくり」。
主人公やその他のキャラクターはどうするか、話の展開はどうするか真剣に話しています。
文化財担当の方からのアドバイスのもと、徐々にストーリーをまとめていきました。
お昼休憩後、絵本用の画用紙にそれぞれ絵と文を書き始めます。
ここからは時間との勝負です!
私のグループでは絵、文、色塗りと担当を分けて制作していきました。
(↑1枚1枚真剣に絵を描いている様子。キャラクターのポーズや配置に苦戦しました。)
他のグループのみなさんも完成に近づいています。
(↑こちらは新温泉町の麒麟獅子舞を題材に絵本を制作されています。)
なんとか、すべての絵と文、そして表紙を描き上げました!!
最後は「製本」をします!
絵を描いたそれぞれの画用紙をのりで貼り重ね、背をまとめます。
本の表紙、裏表紙となる厚紙に貼り付けたら完成です!
世界に一つだけのオリジナル絵本が完成しました!
完成後、各グループの絵本発表をしました。
絵だけで表現したグループ、絵本だけでなくダンスも考えたグループなど個性豊かな絵本ができあがりました。
(↑絵本にちなんだダンスを披露しています。)
絵本発表の後は皆さんで記念撮影!
今回制作した絵本は学術情報館に展示する予定です。
ぜひ、学術情報館にお立ち寄りの際はご覧ください。