シリーズ「パフォーミング・ライブラリー」第7回「但馬を記録する、但馬を創造する『創造的アーカイヴ』の可能性~いかに地域の文化資源を作品制作に利活用するか~」が開催されました!

シリーズ「パフォーミング・ライブラリー」第7回「但馬を記録する、但馬を創造する『創造的アーカイヴ』の可能性~いかに地域の文化資源を作品制作に利活用するか~」が開催されました。

パネリストとして、はがみちこさん(京都市立芸術大学 芸術資源研究センター 非常勤研究員/アート・メディエーター)、石本華江さん(慶應義塾大学アート・センター所員/同大学文学部非常勤講師)、菅沼聖さん(山口情報芸術センター 社会連携担当)、堀内保彦さん(NPO法人フィールド代表)、安彦剛志さん(ソニー株式会社 インキュベーションセンターメタバース事業開発部門 プロデューサー)、田上豊さん(芸術文化観光専門職大学助教/劇作家・演出家)にお集まりいただきました。

前半は各々が取り組んでいる創造的アーカイヴについて、実践例を交えながら紹介していただきました。
アーカイヴは蓄積していくだけのものではなく、資源となり影響を与え、新しいクリエーションとなり、そのクリエーションもアーカイヴとなっていく。
そしてアーカイヴを記録するための環境を整えるのも重要である。
未来へ向かうアーカイヴというものが創造的なアーカイヴではないかというお話がありました。

後半のパネルディスカッションでは、芸術と文化は対立しやすいがこのふたつを結び付けるにはどうしたらいいか、また観光地のリピーターを作るには地元の力が非常に重要であるなど興味深い議論が交わされました。

最後に参加者との意見交換もあり、非常に盛り上がりのあるイベントとなりました。

 

2024年03月06日